自然の中でドキドキのアクティビティ

今回、俳優の吉村卓也に加えて、グルメレポーター歴25年の大松しんじが旅に参加。男同士の２人旅となった。
最初に訪れたのは、日本百景にも数えられる国定公園「帝釈峡」。自然豊かな帝釈峡では、秋には壮大な紅葉を堪能できるが、今回、２人は水陸両用車両を使ったアクティビティを体験、と思いきや、大松はすでに過去に体験しているということで、吉村が初体験する。

舗装されていない山道で、水溜りや小川におかまいなく入り激走。吉村は悲鳴をあげるのみ。迫力あるアクティビティだが、お子様用の安心なコースも用意している。

屋根瓦に覆われている美術館＆劇場

ドキドキがしばらく止まらない吉村と、そんな吉村を見てニヤニヤが止まらない大松が次に訪れたのは、島根県益田市にある島根県芸術文化センター「グラントワ」。屋根と外壁全体に石見伝統の石州瓦をおよそ28万枚使用している外観は、見る者を魅了する。また、グラントワは「島根県立石見美術館」と「島根県立いわみ芸術劇場」が併設する日本国内でも珍しい施設。美術館では特別展示を行うほか、劇場ではライブや舞台、映画上映などに使用されている。特別に舞台へ上がった吉村は、いつしかこの舞台に俳優として立つことを施設担当者に誓った。

高級魚料理と絶景露天風呂

続いて二人が訪れたのは、日本海に面した荒磯温泉にある旅館「荒磯館」。露天風呂付きの部屋も用意している荒磯旅館では、日帰り入浴が可能。日本海を望む露天風呂が堪能できる。

また、宿泊客への食事では、山吹鯛やカマス、とびうおなど日本海から揚がった新鮮な魚介をふんだんに使ったご膳が登場。のどぐろやはまぐりなどの高級魚の料理が付いてくるぜいたくさ。

吉村は、はまぐりを食べた後で「このあと何を食べて生きていけば良いのか」と、そのおいしさを表現。対して大松はカマスを食した後に料理長を見て「カマスね～！」と、駄洒落を披露してこの日を締めくくった。

広島から車で約２時間で行ける島根県。その道中で立ち寄れる帝釈峡や石見エリアには、魅力的なスポットが満載。この秋、車でぐるりと周遊してみてはいかがでしょうか。