HOMEぽるぽるTV > 5up! いっトコ(旅&あそび) > 「紅葉めぐる三段峡&津和野」 #23(2018年11月02日OA)
2018年11月 6日 公開
車で巡る広島・島根旅を紹介。旅案内人・吉村卓也が、紅葉シーズン真っ只中の広島県の三段峡と、島根県の津和野を訪ねた。
三段峡には、国の特別名勝に指定されている全長13キロメートルの長い三段峡内に、2つのセラピーロードがあり、ガイドが案内するプランがある。今回、吉村は森林セラピーのガイドと共に、大人の森林浴を堪能。川の水の泡を聞いたり、ハンモックで日光浴などを楽しんだ。
さらに、休憩ポイントとしても使用したいのが、渡船でしか行くことのできない黒淵壮。こちらでは、あゆの塩焼きや、あげもちなどを堪能することができる。
広島を後にし、次に訪ねた先は「山陰の小京都」と名高い津和野。津和野町は「津和野今昔~百景図を歩く」というストーリーで、「津和野百景図」を手本として、町並みや伝統行事、自然景観を守り伝えてきた津和野町民の暮らしそのものが「日本遺産」として認められた町。町のメイン通りともいえる「殿町通り」沿いには、およそ150年前の幕末の頃の津和野藩の様子をイキイキと描いた「津和野百景図」の面影を残す建物や商店が軒を連ね、まるでタイムスリップしたかのような、情緒あふれる通りとなっている。通りの掘割には、虫よけとして放たれた鯉が泳ぐなど、今でも昔ながらの生活が息づいている。
吉村は、津和野の新名物「焼アイス」を堪能した後、津和野のパワースポットとして知られる「太鼓谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)」へ。参道を歩けば、朱塗りの千本鳥居がまるでトンネルのように続き壮観。太鼓谷稲成神社は日本五大稲荷のひとつに数えられ、商売繁盛、開運厄除の神として信仰を集めている。
吉村は地域の資料館とレストランが融合した「医食の学び舎」へ。当施設は、明治25年設立以来、地域に根差した私設病院だった場所。その後、国指定名勝旧堀氏庭園の一部として文化財指定され、2016年11月、旧畑迫病院として今の姿で開館した。
学び舎内レストラン「糧」では、季節の食材をふんだんに使い、「医食同源」をテーマに料理を提供。「医療」で町の人たちの体を癒やしてきた旧病院内で、「食」で人の体を癒やす。過去と現在がつながるここは、まさに、「津和野百景図」を手本として、町並みや伝統行事、自然景観を守り伝えてきた津和野町民の暮らしそのものがある。
許諾番号:9011458025Y45038 |
許諾番号:ID000005501 |
紅葉が美しい三段峡で大人の自然体験
最初に訪れたのは、美しい紅葉の彩りを見ることができる三段峡。三段峡は、全長16kmにもわたる大峡谷で、秋は峡谷全体が紅葉で覆われる。特に、黒淵、猿飛、二段滝、三段滝、三ツ滝は「五大壮観」と呼ばれ、絶景として知らており、岩壁から赤や金色の紅葉を見ることができ、エメラルドグリーンの水面との神秘的なコラボレーションが人気の紅葉スポット。