桜島を望むレストランで選べる黒酢ランチ！

番組ではすっかり旅の案内人として定着してきた俳優の吉村卓也が、広島から新幹線に乗り、約３時間で到着する鹿児島へ。最初に訪れたのは、日本初の黒酢レストランとして有名な「桷志田（かくいだ）」。玄米黒酢を醸造している壺畑に案内され、平成28年に仕込まれた酢を試飲。「目が覚めるような酸っぱさ」と、その風味をしっかりと舌に残しながら、いよいよランチへ。４種のメニューから選べるランチメニューから、コーヒー以外はすべて黒酢を使用しているというメニューを選び、その味を堪能した。

次に訪れたのは、薩摩半島の南に位置する指宿。温泉好きと知られる西郷隆盛が、愛犬を連れて約１カ月滞在した鰻（うなぎ）温泉周辺へ。全国的にも珍しい「スメ」と呼ばれる天然のかまどがある「スメ広場」では、地元の新鮮な野菜や卵を蒸す体験ができる。

デトックス効果抜群の砂蒸し風呂

宿泊先の「休暇村　指宿」では、オーシャンビューの部屋に宿泊。貸切露天風呂も楽しめるこの宿では、鹿児島といえば「砂蒸し温泉」ということで、砂蒸し温泉体験ができる。人生で初めて砂蒸し温泉を体験した吉村は「身が軽くなった！」と驚きの様子。砂蒸しはデトックス効果が、普通の温泉よりも３～４倍あるという。

待望の夕食は、鹿児島・錦江湾（きんこうわん）でとれるカンパチ、カツオ、キビナゴなどの新鮮な海の幸や、鹿児島名物黒豚しゃぶしゃぶとともにハーフバイキング。鹿児島名物「しろくま」というかき氷アイスをオリジナルで作れるデザートコーナーも。

エメラルドグリーンに輝く滝

２日目は、数年前まではガイドブックにも載っていなかった滝へ。そこは、大河ドラマ『西郷どん』のオープニング映像に使用された「雄川の滝」。よく晴れた日はエメラルドグリーンの滝つぼが美しく、幻想的な雰囲気を醸している。

ウサギ狩りに来た西郷南州（さいごうなんしゅう）翁が宿泊所とした宿も観光におすすめ。家の中には西郷が寝そべってくつろいでいた部屋や、西郷が書いた掛け軸や愛用の火鉢、きゅうす、石風呂、顔を洗った手水鉢、さらに西郷の猟銃が暴発した時の弾の跡が残っている。

黒毛和牛と新鮮魚介の奇跡的コラボ料理！

二基の鳥居が珍しい諏訪神社を訪れた後は、桜島内にある国民宿舎レストラン「レインボー桜島」へ。黒毛和牛桜島溶岩焼き御膳では、厚切りの黒毛和牛を溶岩で焼いて堪能。吉村が思わず「とろけるー」と感嘆してしまうほどの新鮮さ。さらに、新鮮な魚の料理が付いて、キビナゴを溶岩焼きで食べる贅沢なメニューとなっている。

アイドル風のガイドさんが町を案内

最後に訪れたのは、「おやっこさぁ」と出迎えてくれた「薩摩こんしぇるじゅ」２人が待つ場所。西郷隆盛銅像や私学校跡や鶴丸城跡、城山など西郷隆盛ゆかりの地を案内してくれる。

明治維新150年を迎える鹿児島。西郷隆盛が生きた地で、その歴史や文化を辿りながら、美しい景観とご当地グルメを堪能してみてはいかがでしょうか。