秋を感じる備北丘陵公園と古民家カフェの手作りスイーツ

高速道路を利用して最初に訪れたのは、庄原市にある国営備北丘陵公園。現在、開催中のイベント「備北コスモスピクニック」（〜10月21日まで）では、約180万本のコスモス・約20万本のジニア・約10万本のケイトウの秋の花々が咲き誇る。

そんな花々を観賞できるほか、自然豊かな園内に潜む虫の音を聞きながら散策、稲刈り体験や神楽鑑賞、ハンモック体験などのイベントが催されている。

次に訪れたのは、庄原赤十字病院から徒歩5分程度のところにある、築106年の古民家を改装した「まち屋cafeあさ井」。照明の細かい造形が、古き良き日本を感じさせる。

ここでは、オーナー手作りのシフォンケーキを堪能。10月から10食限定のランチも始めたそう。

大露天風呂で癒やされ真っ赤な松葉ガニを満喫

広島県を離れて島根県にある玉造温泉の「玉作湯神社」へ。境内には、触って祈れば願いが叶うと言われる「願い石」があり、近年は、願い事を叶えてくれるパワースポットしても人気。玉造は、かつて「勾玉（まがたま）」の生産が盛んだった場所で、珍しい石を祀り、願掛けをしたのが始まりといわれている。

歴史ある温泉街を歩き、明治元年に創業した老舗旅館「湯之助の宿・長楽園」へ。アメリカで有名な日本庭園専門誌「The Journal of Japanese Gardening（ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング）」のランキングで毎年上位に入賞する庭園のほか、明治42年に完成した日本一の広さ（120坪）を誇る大露天風呂が自慢の宿。「沸かさず、薄めず」の源泉かけ流しの湯で癒やされた後は、島根の食材をふんだんに使用した月替わり会席に舌鼓。

あんこうを使ったつみれ鍋や、Ａ４ランクの島根和牛サーロインステーキ、そして、真っ赤な松葉ガニ（解禁日は11月6日）など、旬な海の幸・山の幸を堪能。

「ぶらり中国ドライブパス2018」を利用して、お得に秋を感じることができる広島・島根の旅を体験してみてはいかかだろうか。